今日は、婚約指輪と結婚指輪の違いについてお話します。
女性の皆様は混同されることはないのですが、男性はよく分からんという方もけっこういますからね。
基礎知識として、婚約指輪と結婚指輪の違いを紹介します。
婚約指輪の基礎知識
婚約指輪とは
結婚を約束し、婚約の際に男性から女性に送られる指輪です。
プラチナとダイヤモンドの組み合わせが多いです。
なぜダイヤモンドが使われるかというと、「永遠に輝きを失わないように」「固い絆と純粋な愛を象徴している」などと言われています。
結婚指輪とは
結婚式で新郎新婦がお互いに交換するペアリングのことを指します。結婚したら毎日着用するため、シンプルでつけ心地の良い物が好まれます。
婚約指輪の歴史
日本では1960年台から結納品に婚約指輪を渡すようになりました。当時はダイヤモンドは高価だったこともあって、真珠や誕生石の婚約指輪が多かったのです。
婚約指輪にダイヤモンドが使われるようになったのは1970年台になってからです。
1980年台に入ると、テレビCMで「給料の3ヶ月分」というキャッチコピーが始まり、ダイヤモンドの婚約指輪が一気に広がりました。
日本だとマスメディアに踊らされた感がありますね。
婚約指輪の相場
1980円台は、「給料の3ヶ月分」なんて言われましたが、当時はバブル経済でした。
現在は、全国平均でおよそ30万円程です。
ダイヤの大きさでほとんど決まると言っても過言ではありません。
ちなみに結婚指輪の相場は、ペアで25万円程です。
婚約指輪は、結婚生活が始まると、なかなか付ける機会が少なくなります。そんな時に「重ね着け」ができるようなデザインを選んでおくと、パーティーの際などにセットでつけていくことができるのでオススメです。
男性にとってみると、婚約指輪1本・結婚指輪2本を購入することになるので、かなりの出費になることは間違いないです。
最近は結婚指輪は、新郎新婦でそれぞれプレゼントするというのも一般的になってきたようですけどね。
婚約指輪の名称
お店に見に行く時に、名称だけでも知っておいたほうがいいですよ。
- 中石 リングの中央にセットされた石
- メレダイヤ 中央のリングの横に配置された0.1ct以下の小さなダイヤ
- 爪 ダイヤモンドなどの石をリングに留めている部分
- 石座 石の下を受ける部分
- シャトン 石を浮かせて留める石枠部
- 内甲丸 リングの内側部分が丸みを帯びていて、指に馴染みやすい
婚約指輪をオーダーメイド
婚約指輪は基本的にオーダーメイドになります。
オーダーメイドと行っても、セミオーダーとフルオーダーがあります。
セミオーダーというのは、サイズを合わせるだけのものを指します。
フルオーダーはデザインから細部に至るまでオーダーで制作することできますが、最低でも4週間以上かかります。
時間の余裕を持って制作する必要がありますよ。
婚約指輪をを贈るタイミングは?
カップルそれぞれのケースで異なります。
プロポーズの際に用意しておくと女性はとても喜ぶはず。
どんなに遅くても結納までには準備しないといけないです。
諸説ありますが、紀元前2世紀のローマで男性から女性に送られたのが起源とされています。